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【猫のサマーカット完全ガイド】暑い季節に最適なスタイルとケア法

サングラスをかけた猫 未分類
この記事で分かること
  • サマーカットの種類や方法
  • サマーカット後のアフターケアについて

猫ちゃんを飼う飼い主にとって、サマーカットは夏の恒例行事の一つとなりつつあります。特に長毛種の猫は、被毛が絡まりやすく、最近の猛暑が続く日本では以前に比べ熱中症のリスクも高くなってます。

サマーカットを施すことによって、愛猫の快適さを保ちながら、飼い主の方にとっても手入れが楽になるというメリットがあるので是非ご覧ください。

サマーカットの種類

トリミングされている猫

猫のサマーカットにはいくつかのスタイルがあります。それぞれの特徴を理解し、猫ちゃんに最適なスタイルを選ぶことが重要です。

全身サマーカット(ライオンカット)

顔以外の全体の被毛を短く刈るスタイルで、特に長毛種の猫に最適です。全身の毛を刈ることで、毛が絡まりにくくなり、清潔感が向上します。更に毛繕い時に一緒に毛を食べる毛の量も減るので、毛球症予防の対策にもなります。

夏の暑さを和らげるだけでなく、換毛期の手入れも楽になるというメリットもあります。

足先カット

足先の肉球周りの毛を短くするスタイルで、室内で過ごす猫ちゃんには定期的にするのがおすすめです。

滑りにくくなるため、老猫や足腰の弱い猫には効果的です。また、トイレの際に足の毛に排泄物が付きづらくなるので、猫ちゃんの不快感も同時に軽減することができます。

お尻周りのカット

肛門周辺の毛を整えることで、衛生面が大幅に向上します。特に太り気味であったり、長毛の猫ちゃんは、カットせずにおくとお尻周りの毛が絡んだり、掃除が行き届かず不衛生になりやすいので、定期的にカットするのはお勧めです。

サマーカットの実施時期

砂時計

サマーカットは、春から夏にかけて行うのが理想的です。

気温が段々上昇してくるこの時期は、猫が体温調節するのが難しくなります。特に、気温が30度を超える日が続くようになる前にサマーカットをしておくと、暑さによる愛猫のストレスを軽減できます。

さらに、サマーカットを行う際は、天候にも注意を払う必要があります。湿度が高い日や気温が急激に変化するような日はカット後の体調を崩してしまう可能性があるので、あまり適していません。また余計なストレスをあたえないように、極力静かな環境でカットを行うことも大切です。

サマーカットの方法

howという文字の近くに猫のシルエット

自宅でのサマーカットは、道具やカットする際に注意が必要です。以下に自宅で行う際の基本的な手順を示します。

1、必要な道具を準備

下記の道具を事前に揃えておくとカットの時に慌てることなくカットを進められます。

  • バリカン
  • はさみ
  • グルーミング用ブラシ
  • 掃除機

またバリカンはペット用を選ぶようにしましょう。

2、猫をリラックスさせる

カットする前に、猫ちゃんがリラックスできる環境を整えておきます。

騒がしい環境下でのカットは、猫ちゃんを極度に神経質にさせてしまい、カットできなかったり、興奮して引っ搔いてしまうことがあります。カット中にバタバタして驚かせないように、人の出入りが少ない時間帯を選ぶといいでしょう。

また新聞紙などの上に乗ることが好きな猫ちゃんは、下にひいてあげると落ちた毛の掃除もしやすいし、リラックスもしてくれるので個人的にはお勧めです。

3、カットの進め方

1、最初はブラシでできるだけ絡まった毛をほぐします。ほぐしてやることで、バリカンやハサミが入りやすくなります。

2、その後は徐々に全体をカットしていきます。長毛種の場合は、特に蒸れやすい場所であったり、刈りづらい部分から始めると、もしカットが途中辞めになった場合にもカットの続きがやりやすくなります。

あまり酷く暴れまわるような場合は、そのまま無理やり続けるとカットが嫌になってしまうので、途中でやめて後日改めてカットするようにするといいでしょう。

3、全体カット後はブラッシングし、体についた毛をしっかりとってあげてください。もし入浴できる猫ちゃんであれば、すぐに入浴させてあげることで、体についた細かい毛も洗い流すことができます。

バリカンの歯は鋭いので引っかかって猫の皮膚を傷つけないように、皮膚のたるんでる部分はしっかりと伸ばすようにして、カットしましょう。

どうしてもカットを嫌がる場合

自宅でのカットが難しい場合や、猫が非常に神経質で嫌がって暴れまわってしまう場合は、プロのトリマーに依頼することをお勧めします。その際は、事前に希望するスタイルや猫の特徴をまとめておきましょう。

サマーカット後のケア

ブラッシングされている猫

サマーカット後は、猫の皮膚が敏感になりやすいため、適切なケアが求められます。

日焼け対策

  • 屋外に出る猫ちゃんは、日焼けのリスクが高まります。できれば日中の外出を控え、直射日光を避けるようにしましょう。日陰で過ごすことが大切です。

皮膚のケア

  • 刈りたての毛に刺激を与えないよう、優しくブラシをかけたり、刺激の少ないブラシに変えたりしましょう。場合によっては、皮膚を保護するためのクリームを使用してもいいでしょう。

被毛の管理

  • サマーカット後、毛が再生するまでには時間がかかります。この間も定期的にブラッシングを行い、毛玉ができないように注意します。

猫に優しいサマーカットのためのヒント

猫にとってのストレスを軽減するためには、以下のポイントに注意しましょう。

慣れた環境で行う

  • 自宅で行う場合、普段過ごしている場所や家の中でも静かな場所でカットを行うことで、猫がリラックスしやすくなります。

コミュニケーションをとる

  • 猫ちゃんが興奮している際は穏やかな声で話しかけて、安心感を与えてあげましょう。

おやつで気を引く

  • カットは二人一組で行い、猫ちゃんが好きなおやつをあげながらカットすると、作業がかなりスムーズになります。
chobinyan
chobinyan

我が家では愛猫が嫌がる場所をカットする時は、一人がチュールを少しづつやり、もう一人がカットするようにしています。

サマーカットを考える飼い主へのQ&A

Q
サマーカットはすべての猫に必要ですか?
A

必ず必要というわけではありませんが、長毛種や暑がりの猫ちゃんには効果的です。また毛をよく吐いてしまう猫ちゃんにも向いています。

Q
自宅でカットするのは難しいですか?
A

ハサミで全てカットするのはかなり難しいですが、バリカンがあれば割と簡単にできます。ただし神経質な猫ちゃんのは、飼い主の方が引っかかれたり、嚙まれたりして、大きな怪我につながる恐れがあります。そういった性格の猫ちゃんの場合はプロのトリマーに任せることをお勧めします。

Q
サマーカットは健康に良いですか?
A

適切なサマーカットは、猫の体温調節を助け、快適に過ごすために有益です。ただし、個体差があるため、心配な方は必ずカットする前に獣医に相談することをおすすめします。

まとめ

愛猫のサマーカットは、暑い季節を快適に過ごすための有効な手段です。適切に行い、しっかりケアをすることで、猫ちゃんも飼い主もハッピーな夏を迎えましょう!

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